事業者ローンに切り替えたらメリットばっかり!

最終更新日 2025年1月21日 by newsring

10年ほど自営業をしているのですが、コンスタントに仕事をしていたとしても、請求のタイミングでお給料が入ってこない月がでてくることは珍しくありません。

特に大きな仕事をしたときはまとめて支払いになることもあり、数ヶ月お給料がなしの状態になってしまうこともあります。

そのため結構前から銀行や消費者金融のカードローンにはお世話になっています。

その中でプロミスのカードローンの契約があったのですが、事業者ローンに切り替えないかという打診を頂きました。

プロミスは総量規制対象の業者ですので、年収の3分の1までしか借りることができません。

自営業をしている人であればわかると思いますが、経費をたくさん計上しているため、結構売上があったとしても、実際の収入は少なくなっていることも多くあります。

私も家賃や光熱費の60%などを経費にしていたため、実際の年収は結構低くなっていました。

金融機関が「年収」として判断するのは、経費を引く前の金額ではなく、引いたあとの金額です。

節税していたため、総量規制によって借りることができる金額もかなり低くなっていました。

契約した当時の限度額は70万円程度でした。

事業者ローンに切り替えることによって総量規制の対象から外れます。

総量規制

どの程度限度額がアップするのか聞いてみて、予想以上でびっくりしました。

70万程度だったものが最終的に今現在では200万円になっています。

持っているカードローンやクレジットカードの中でも一番限度額が高くなっています。

ローンの切り替えはものすごく簡単でした。

事業を証明できる取引先からの発注書、事業計画書を提出しただけです。

発注書は仕事をしていることがわかれば良いので、特に金額は関係ないと言われ、5万円程度の案件の発注書を送りました。

打診してきてくれただけあり、審査も問題なく進みました。

普通のカードローンの契約をしたときも在籍確認がありましたが、ローンの種類の切り替えでも確認がされました。

自宅で仕事をしているので、普通に家の電話に出て終了でした。

契約はその日のうちに完了し、カードはすぐ手元に置いておきたかったので、三井住友銀行内に設置されている自動契約機で発券することにしたのです。

ローンを切り替える前に、その日までにたまっていた利息はすべて支払いを終わらせなくてはならなくなりました。

ただそのあと大きな限度額になるので、支払いをしたからと言って生活に困るようなことはありませんでした。

むしろ限度額がアップしたことによって気持ちにも余裕ができたくらいです。

カードローンを事業者ローンに切り替えてよかったとがいくつかあります。

まずは限度額が増えたことですが、それと同時に金利が下がりました。

銀行並みとまではいきませんでしたが、それでも持っているカードローンの中では2番目に低い金利となっています。

限度額に対して金利が決定されるため、そのまま追加融資を受けなければ、単純に利息負担が減ることになります。

私の場合は有利な条件になったことで、別のクレジットカードを完済して解約したり、持っているカードの整理をさせてもらいました。

もちろんまとめたカードは事業者ローンよりも金利が高いものです。

たくさんのカードがあると支払日がわからなくなってしまうこともありますので、まとめることができてとてもよかったです。

増えた限度額で4枚のクレジットカードを解約しました。

何かポイントカードを作るたびに、おまけのようにクレジットカードがついており、カードを持ちすぎの状態となっていたのを改善できたと思います。

事業者ローンになったからといって、使い方が変更になるわけではありません。

ただ堂々と事業性資金に利用できるようになっただけです。

つまり堂々と利息負担を経費にすることができるのです。

経費が増えたことで収入が減ってしまうことになりますが、総量規制からはずれているため特に関係ありませんでした。

利息も1年で計算すると結構な金額になります。

こう見るともったいないなと思えてくるのですが、今までであれば経費にすることもできず、高い税金も支払わなくてはなりませんでした。

節税対策ができるようになったことは非常に良かったです。

また、社会保険料も安くなりますので、事業者ローンに切り替えて結果として別のところで得をしています。

限度額が大きくなったことで完済するのは結構先になってしまいましたが、長い付き合いを続けてもっと銀行並みの低金利の契約に変えていきたいと思っています。

多くの金融機関が半年に1回程度のペースで契約内容の見直しができます。

何度か交渉をしてたびたび金利を下げてきてもらったという過去もありますので、もっと信用してもらえるような使い方を心がけ、金融機関とは良好な関係を続けていけたらいいなと思います。

そのためには何か困ったことがあったら相談をし、信用を作っていくことが大切です。

→銀行事業者ローンの申し込み方法について

 

最終更新日:2016年10月4日