最終更新日 2024年10月28日 by newsring
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◇朋和産業の事業内容や取り組み
朋和産業は千葉県に本社を置き、プラスチックフイルムや紙などの包装資材の製造販売や包装用機械の販売などを事業とする会社です。
1962年に東京都墨田区に設立され、1967年千葉県船橋市に本社が移転されています。
その後千葉県内や京都に工場を設けたり、台湾や上海にも支店や工場が設立されました。
朋和産業は、歴史と経験に培われた「包む心と技術の革新」によって作る心と売る心、買う心を一つにしたパッケージを提案し続け、包むことは「装いであり優しさであり、美しさであり楽しさである」感動と喜びをお客様にお届けしています。
常にお客様のご要望にお応えするために、いち早くマーケットのトレンドを感じ取り、斬新なアイデアを提案できるように考えて活動をし、優れた生産力と高品質な製品を提供しています。
商品企画の段階では「売れる商品」を作るために、マーケティングリサーチによって消費トレンドの分析や消費者ニーズの調査、ターゲット分析、市場や業界、流通の分析が行い、プランニングではブランド戦略やネーミングとキャッチコピー開発、SPツールの企画、店頭陳列などを行います。
次に写真撮影をしたりデザインを考え、これまでのマーケティングリサーチやプランニング、デザイン企画で提案されたものをプレゼンに持ち寄り、話し合われます。
◇開封しやすいことを重視し、様々なオリジナルパッケージを開発
朋和産業では、開封しやすいことを重視し、様々なオリジナルパッケージを開発し、それらの商品は多くの食品屋食品以外の商品にも用いられ皆様の日常生活の中で活用されています。
そして開封のしやすさに加えて環境を守るための包装開発にも取り組んでいているところです。
これまで開封しやすいパッケージとして開発されたのは、開け口をもって引き上げるだけで簡単に開封ができる「HW-リクローズ」、一角を引っ張るだけで開けることができる「エコカット」、サイドのはがれやすい糊付けによって簡単に開けられる「サイドカット」、コンビニなどでサンドイッチやおにぎりを包装するためのもので、真ん中の開け口を下にはがすだけで開けられる「サンドイッチ包装」や「開封機能付きフイルム」、上横についている開け口から横に引くだけで開封できる「易開封包装」などが独自で開発されています。
また機能性のあるパッケージとしては、袋のママ湯せんができる「レトルトパウチ」、袋ごと電子レンジで温められる「レンジアップ」、「特殊樹脂ラミネート」、カップめんの紙ふたのように簡単につまんで開封できる「イージーピールトップ材」、みたらし団子などの薄いプラスチックフィルムで水分もはじき、つるんと開けやすくしている「つるりんフィルム」なども開発されてきました。
さらに、スナック菓子などのように枕状になりフィルムが上から下に流れて充填する「ピロー包装」、ペットボトルに巻かれているラベルの「ロールラベル」屋ファスナー付きの袋などもあります。
◇開けやすく機能性の高いパッケージを提案し続け、生産力も高い
このようにさまざまな開けやすく機能性の高いパッケージを提案し続けている朋和産業ですが、その生産力も高く高性能な印刷機をたくさん導入しています。
1か月で地球3周分に相当する印刷をでき、通常の2.5倍の速さで乾く彗星印刷機も導入しているので圧倒的な生産力を持っています。
また食品メーカーのような厳しい基準で衛生管理を行っていることや、工場内ではロボットを多用して精進化にも貢献していることも特徴です。
さらにデザインから印刷、加工、品質管理に至るまで一貫生産体制を貫いていることもお客様に安心してもらえるポイントです。
◇環境保全のための活動もしている
また朋和産業は環境保全のための活動もしています。
パッケージの製造に伴い使用される資源や、製造工程のエネルギー消費、そして排出される廃棄物が環境にもたらす悪影響を考え、省エネルギーの推進、原材料と副資材ロスの削減や廃棄物をリサイクルして再利用するなど省資源化の推進、電子ファイル化を勧め紙を使わないようにするペーパーレス活動の推進も続けます。
環境保全に関する法律や業界基準などをしっかり守ってパッケージの製造に取り組み、それらの内容は車内での掲示や朝礼などで従業員に周知するよう徹底し、環境保全の意識を授業員すべてが持つようにしています。
朋和産業で開発されて製造されたパッケージは、食品の品質を守りながら開けやすく作られているので一般的に消費期限の短いパン屋おにぎりなどのデイリー商品や、食品の加工条件を考え、賞味期限と中身を守ることを第一に考えたチルド用・冷凍庫用商品、光を遮断し静電気防止を目的に様々なフイルムを張り合わせ、酸素や水蒸気の浸透を防ぐ機能のありお菓子の袋などに使われるラミネート製品、ボイルや電子レンジなどの高熱にも耐え、ファスナーが付いたり立ったまま置くことができるなどの機能を持たせたパッケージなどの食品に使われています。
また食品だけでなく衛生上安心な包装が必要なメディカル商品などにも使われるなどオリジナルに開発されたパッケージは幅広い分野で活躍しているのです。