高齢者のためのシニアマンション

最終更新日 2024年10月28日 by newsring

シニアマンションの最大の特徴とは

一般的なマンションとなると、エントランスホールやエレベーター、廊下が共同スペースとなるものの、あとは個別の空間となってきます。

一方、近年高齢者に人気があるシニアマンションになると、さらに住人のみんなで集まるような共同スペースが用意されていることになります。

ビリヤード場やマージャン室、カラオケルームがあったり、トレーニングルームや室内プールがあるということもあります。

また、他の人ともいっしょに過ごせるようなリビングがあったりと、高齢者が一人暮らしをするにも寂しくない設備が完備されています。

シニアマンションの最大の特徴としては、足腰が不自由な人でもつまずく心配がないバリアフリーで作られていたり、食堂が完備されていること、医療体制がしっかりとしていてお世話をしてくれる人が常にいることなどがあります。

一般的な食堂となると、食べたい物の料金を支払ってその都度利用することになるのですが、基本的には一日三食の食事を提供してもらえることになります。

日常生活は自分でできるという人でも、高齢になってキッチンで火を使うことまでは危険が伴うという人にも安心して利用ができることになり、奥さんが亡くなって食生活が乱れがちという男性でも、バランスのとれた食事を毎日提供してもらえるとなると、健康にも役立つことができます。

高齢化とともに核家族化が進んでいる

近年では、高齢化とともに核家族化が進み、子供さんがいても別居をしている高齢者や子供さんがいなくて一人暮らしをしているという人も増えています。

一人で自宅にいて何かあれば困ってしまうことになりますが、シニアマンションに住んでいればもしもの時には誰かが気付いてすぐに助けてもらうことができ、医療体制が整っているとなると定期的な健康診断も受けることができるので安心です。

高齢者
画像引用:http://smartlife-jpn.co.jp/livewell/

充実したサービスから高齢者にとても人気があるシニアマンションは、入居を希望していてもすぐに人数がいっぱいになってしまったり、抽選に外れて入れなかったということもあるほどです。

応募をするのであれば早いに越したことがないのですが、まずは入居のための条件にクリアしていることが必要です。

入居条件はその施設によっても違ってきますが、大半の施設では認知症を患っていないこと、障害があるとしても軽度であることをあげています。

しかし、入居時には条件をクリアしていたとしても、高齢になって重度の障害を抱えてしまったという時には退去をしなければなりません。